今週は、猛暑の中で実習2件というこれまでにない過酷な週でした。
🌳25日(火)・兵庫県立小野高等学校・・・気温33℃の雲ひとつない快晴の下、校舎中庭のケヤキ・カシなどの伐採や枝打ちをおこないました。強烈な日差しが照りつける中、校舎だけでなく中庭の石碑やベンチに当たらないよう慎重に伐倒する作業は、細心の注意と高い集中力が求められました。依頼のあった樹木は本数も多く、いずれも大木であったため、集積場には次々と木枝が積み上がり、山のような状態になりました。職員の方にもご協力いただきましたが、この1日では作業を完了できず、9月に再度伐採を実施する予定です🔥


🌳27日(木)・赤穂市立塩屋小学校・・・最高気温34℃、湿度60~70%というかつてない暑さの中、約15本のカイヅカイブキを伐採しました。カイヅカイブキは枝が螺旋状に密集して伸び、材も非常に硬いため、チェーンソーへの負荷が大きく、運搬作業も相当な体力を要します。汗が噴き出すも湿度が高く蒸発しないため体温が下がらず、生徒たちからは「きつすぎる~」「今日はもうダメかもしれん…」と、珍しく真顔で弱音が漏れるほどの過酷な状況でした。 そんな中、塩屋小学校の職員の方々が総出で応援に駆けつけてくださり、生徒たちは再び力を振り絞って作業を進めることができました✨
夏休み明けで体力が万全ではない中での実習でしたが、実習先のご協力もあり、熱中症者もなく無事に乗り切ることができました。厳しい環境の中での経験は、また1つ大きな自信となりました😊








終業式後には三者面談を行い、保護者の方々とお話する機会をいただきました。夏休み中は、アルバイトに励む生徒・家の手伝いを積極的に行う生徒・自宅で学習に取り組む生徒など、それぞれが自分なりの計画を立てている様子がうかがえました。この貴重な1ヶ月を有効に使い、卒業後の進路を意識しながら、規則正しい生活を続けてほしいと思います。日々の積み重ねが、必ず大きな力になります。
畑の水やりでは、連日の猛暑により用水路の水が涸れてしまっていたため、畑の下を流れる川から何度も水を汲み上げました💦汗だくになりながらも、収穫したたくさん野菜を手にした9人の表情は、とても満足そうでした。
大掃除は、寮と学校本館に分かれて掃除機やぞうきんがけを行いました。指導員が細かく指示を出さなくても、室長を中心に自分たちで役割を見つけ、隅々まで丁寧に取り組む姿が見られました。この協働力は、9人の大きな強みです✨
午後からの野外活動は、姫路市安富町の【鹿ヶ壺キャンプフィールド】を訪れました。落差70m以上の多段の滝と、一枚岩の上に長い年月をかけ水により削り磨かれた甌穴(おうけつ)を見ることができる兵庫県最大の甌穴群で、兵庫県の名勝にも指定されています。一番上の滝壺(▼下写真)が、鹿の寝姿に似ていることからこの名前が付いたそうです。
この鹿ヶ壺から更に下にある底無し壺(▼下写真)へのダイブは、かなりの落差があり、深さも6mあるため、全員達成はならずでしたが、挑戦した生徒たちは「またやってみたい!」と声を上げるほど、大興奮していました😆(※動画は、まもなく山の学校のInstagramで公開する予定ですので、ぜひともご覧ください✨)
高所が苦手な生徒は、高低差控えめの滝下りに挑戦。怖さでガクガク震える生徒に、見守る生徒たちは「できるで~!」と温かい声援を送ったり、「大丈夫やで!」と優しく手を差し伸べたりする場面もあり、心が温かくなりました😊
2・3学期も、実習活動だけに偏らずこのような活動を充実させ、様々な面で生徒たちが協力し合い前向きに成長できる、より良いカリキュラムを組み立てていきたいと思います🍀
なかでも、生徒たちがもっとも心を惹かれたのは、常設展示《みんなのいえ》にある昔遊びエリアです。コマ回し対決をしたり、だるま落としで大爆笑したりしました。最後は、歴史博物館の方から非売品のバッチをいただき、生徒たちは大満足の様子でした🌟
昼食は、みゆき通り商店街でのフリータイムでした。「どこに行く?」「何が食べたい?」と9人で相談しながら、最終的にガスト・サイゼリア・マクドナルド・姫路タコピィの4グループに分かれ、自分たちの好きなメニューを楽しみました🍕
午後からはラウンドワンに移動し、事前に決めていたボウリング・カラオケ・ダーツの3班に分かれて、それぞれが余暇活動を楽しみました。クレーンゲームやメダルゲームなどもにも挑戦し、あっという間に時間が過ぎるほど充実したひとときとなりました。
初めての山学メンバーでの自由行動は、友だちの新たな一面や意外な才能を発見した、驚きと笑いありの新鮮な1日となりました😄
お昼休憩には、依頼者でありボーイスカウトの指導経験をもつ植木さんにロープワークを教えていただきました。留め結び、片蝶々結び、両蝶々結び、本結び、素材の違うロープを2本繋ぐひとえつぎ、もやい結び、トラック結びなど…生徒たちは「こんなにたくさんの結び方があるなんて知らんかったー!」と驚きながらも、植木さんの手元を真剣に見つめ、必死に結び方を覚えようとしていました。
最後に、植木さんから「手で覚えることが大切だから、練習できるように持って帰りなさい。」と、1人1本ずつロープをプレゼントしていただきました。からだでおぼえたものははなれない・・・2回の実習と氷ノ山登山を乗り越えたこの1週間は、《体感することの大切さ》を学ぶ濃い1週間となりました🌱