雨と演劇

今日は雨。校地内(山の学校は森林林業技術センターという林業研究施設の敷地内にあるため、同センターの敷地内)で、「環境整備」作業の予定でした。が、文字どおり雨で流れてしまいました。午前清掃・片付けをして、午後は演劇の練習に入っています。
演劇の練習? そう。『林業体験を通した人づくり』が看板であるはずの山の学校では、いま、演劇の練習を始めています。数年前に和太鼓演奏を披露したことはあります。今年の生徒たちは、なぜか芝居の稽古。昨年の第17期生たちは、修了記念として炭焼窯の前の作業小屋と、檜(ヒノキ)造りの東屋(あずまや)とを製作しました。ものづくり体験。今年の修了記念作品は、どうやら「演劇」になりそうです。
<『山の奇跡』:入学前のそれぞれの課題を抱えた生徒たちの苦悩と、入学後は共同生活を送ることにより生徒たちが迷いながらも仲間たちと支え合いながら、森林実習や千種川(ちくさがわ)縦走など様々な体験活動を通して成長していく過程を描く。>
生徒たちはいま、セリフ棒読み、フラフラ立ち姿勢で、なんとか稽古に取り組んでいます。発表予定は来年2月。演劇体験活動などというのは、山の学校にとって全く未知の領域です。「雨」に流されないよう生徒たちは頑張ってくれるでしょうか。
○平成23年度生徒募集要項、公開中です。学校ホームページの参加者募集ページでご覧ください。