ジャガタライモ

立山の学校では地元の方からお借りした畑で野菜づくりをしています。午後、生徒たちは歩いて行ってジャガイモを収穫しました。
ジャガイモの日本伝来は慶長年間。いまから400年ほど前、オランダ商人がインドネシアの首都ジャカルタから長崎へ運び込んだのが最初と言われています。オランダ人ではなくポルトガル人、長崎でなく平戸、という異説も残っています。ジャカルタは当時ジャカトラと呼ばれる貿易拠点でしたから、その芋はジャガタライモと呼ばれ、転じてジャガイモとなりました。現代っ子にとってはフライドポテトやポテトチップスの材料としておなじみでしょう。県立山の学校の食堂では肉じゃが、カレーライスあるいはサラダの食材として用いられるはず。ベーコンといっしょに炒めたらジャーマンポテト、あれも美味ですね。
野菜といえば、学校玄関前に並べていたキャベツの苗が夜のうちにすっかり食べ荒らされていました。鹿のしわざでしょうか。