帰寮・木工

 新しい1週間の始まりです。全員元気に帰寮してきました。今週はあたたかくなる予報です。今日も作業中は上着もいらないぐらいの気温になりました。

 今日の実習は木工で、外部から依頼のあった大型のディスプレイ棚を製作していきました。これまで培ったベンチ作りの手法を用いて、これまでで最大のものを作っています。キズなどがつかないよう細心の注意をはらって作業しました。7人全員の連係プレーでスムーズに作業が進みました。

 

大型展示棚の製作

製作依頼があった展示用の棚を製作しています。

これまでに製作してきたベンチを大型化したものですので、みんなで協力しながら自分たちの力で製作を進めました。

とは言え、おそらく今年度最後の製作になります。絶対にキズをつけないように、両手でそっと運んだり、いろいろな角度から木材を点検している姿が印象的でした。

両手でそっと

シーラーの塗りムラがないように点検しています

同時進行の2台目。これまでにない大きさで、苦闘しています





木工

 昨日は、コベルコ教習所から帰寮してきました。途中、電車の遅延等もあり、遅い時間の帰寮でしたが、今日も朝から元気に体操・ランニングを行いました。昨日までコベルコ教習所の講習に参加するために、かなり早起きをしていたそうです。そのせいか、今日もいつもより早く起きる生徒もいました。

 

 今日は、修了記念製作のネームプレートが完成しました。ペンキが乾いたら、取り付けて完成です。

 

 放課後は体育館で全員遊んでいました。残り少ない山の学校生活です。仲間とともに過ごす時間も少なくなってきています。一緒に遊ぶ時間も大切にしたい生徒たちでした。

油性ペンキで名前を書きました

修了記念製作の作業台とともに…

 

キャリア教育(小型車両系建設機械運転特別教育)

 昨日(6日)と今日(7日)の2日間、コベルコ教習所において、「小型車両系建設機械運転特別教育」を受講してきました。これは3トン未満のトラクターショベルやドラグショベル(バックホウ)などの機械を運転できる資格を取れるものです。

 1日目は、計7時間の学科を受講しました。機械の操作方法や構造、関係法令などをテキストやDVDで学習しました。

 2日目は、計6時間の実技でした。触るのも初めての機械を講師の指導のもと、交代で何度も運転しました。時折なめらかに機械を操作することがあり、「うまい!うまい!」「やるやん!」などとお互いに褒め合いながらできました。

 2日間の講習で全員無事、資格を取得することができました。来週は、フォークリフトの資格取得をめざします。

休憩時間に記念撮影①

休憩時間に記念撮影②

 

しいたけ植菌・豆まき・畑の管理

 午前は、しいたけの植菌をしました。木にドリルで等間隔の穴をあけ、種こまを木槌でたたき込みました。これから木の中に菌が拡がり、ほだ木となっていきます。たくさんとれるように、適切な場所に保管しておきます。再来週には小学生が来てくれて、一緒に植菌をする予定です。その練習にもなりました。

慣れてくるとリズム良く穴をあけていきます

頭が出ないよう、しっかりたたきこみます

 昼食後、1日早い節分の豆まきをしました。鬼が来たらマメを投げて鬼を追い出します。ひとりひとり心の中に潜む鬼を退治できたかな?豆まきの後片付けは、あっという間に終わらせていました。

鬼もヘルメットをかぶって完全防備

 午後は、畑で白菜の収穫と土作りをしました。大量にできた白菜も、残り少なくなってきました。白菜がなくなった畝のマルチをはがし、次の作物のために耕しました。

次はじゃがいもか、サツマイモの畝になる予定

 

修了記念製作・文化

 2月に入りました。あっという間に月日が進みます。2月は資格取得など外に出ることが多くなります。充実した1ヶ月になるようにしたいものです。

 今日の午前は、修了記念製作の記念プレート作りをしました。今年様々なところで利用してきた「黒心材」の板でプレートを作ります。今日は名前を書く前の磨き作業をしました。

ひたすら磨きます

 午後は文化の授業でした。昨日の水墨画に関連して「オリジナル鳥獣戯画」を描きました。「鳥獣人物戯画」のうさぎやカエルを使って、4コマのオリジナルストーリーを考えました。ウサギがついた餅を食べ過ぎたカエルが寝てしまうというストーリーや、既存のマンガと組み合わせたストーリーを作る生徒もいました。最後に全員の作品の良いところを出し合う品評会を開き、褒められて喜んでいる生徒たちでした。

半紙1枚に1コマのシーンを描きます

ウサギが持っているものを変化させるだけで、新しいストーリーが浮かんできます

 

文化・修了記念製作

 午前は文化の授業で「水墨画」を描きました。墨の濃淡をうまく使いながら描いていきます。まず水墨画の基本を練習するために「竹」を描きました。薄い墨と濃い墨を筆につけて描くと、立体的な竹になります。その後、様々な水墨画家の作品の模写をおこないました。はじめは「難しすぎる。」「こんな細かいの描かれへん。」と言っていた生徒も描いていくうちに、うまく濃淡を使い分けられていました。

何枚か描いて気に入ったものを清書にしました

筆の太さも使い分けて描きました

 午後は、修了記念製作をしました。いよいよ大詰めです。新しい作業台を作っていますが、今日は天板を取り付けました。ビスを打つ場所を慎重に決め、取り付けていきます。少しでもネジ頭が浮いていると、作業中、木材にキズがついてしまうので、しっかりねじ込みました。6台のきれいな作業台ができました。今後、記念プレートを取り付けて完成です。

途中でビスがねじ切れないように、下穴をしっかり開けてから打ちます